KIXシステムでは様々な帳票を扱います。以下に帳票の種類と、それぞれの役割を示します。
帳票一覧
| 帳票名 | 概要 | 入力 （QR、ファイルアップ） | 出力 (印刷、ファイル作成) |
|---|---|---|---|
| 加工指示 | その工程の実施内容・工程納期・特記・備考等を示す。 閲覧・印刷ができる。 | － | 工程情報追加（印刷） 製造パターンA－工程開始 他（印刷） |
| 顧客提供図面 | 顧客から提供される図面。 閲覧・印刷ができる。 | 工程情報追加（ファイルアップ） | 製造パターンA－工程開始 他（印刷） |
| 部品一覧(CSVファイル） | ANSWINで作成 | CADネスティング検討画面（ファイルアップ） | ANSWIN（ファイル作成） |
| 切断指示書 | ANSWINで作成される。本社一次切断の指示書になる。 | CADネスティング検討画面（ファイルアップ） | ANSWIN（ファイル作成） 製造パターンA－工程開始（印刷） |
| 配置図 | ANSWINで作成される。本社一次切断の指示書になる。 | CADネスティング検討（ファイルアップ） | ANSWIN（ファイル作成） 製造パターンA－工程開始（印刷） |
| ネスティング部品一覧 （回収用部品一覧表） | 本社一次切断にて、ネスティングされた部品の一覧を示し、また工程完了の実績計上に使用する。 | 製造パターンA－工程完了（QRスキャン） | 製造パターンA－回収用部品一覧表ダイアログ（印刷） 製造パターンA－工程開始（印刷） |
| 現品票 | 製造工程がすべて完了したことを示す。 また、出荷業務でピッキングを行う際にチェック対象の指示No.（QR）を読み取る。 | ピッキング（QRスキャン） | 製造パターンＡ・C・D・E－工程完了（印刷） |
| 連絡票 | 次工程があることと、連絡事項を示す。 また2次工程以降で工程開始のトリガーとなる。 | 製造パターンＣ－工程一覧（QRスキャン） | 製造パターンＡ・C・D・E－工程完了（印刷） |
| 外注控え | 次工程が外注工程であることと、連絡事項を示す。 また外注工程で工程開始・完了のトリガーとなる。 | 製造パターンD－工程一覧（QRスキャン） | 製造パターンＡ・C・D・E－工程完了（印刷） |
| 保留票 | 加工が完了したが、次工程の開始を保留することを示す。 また工程再開のトリガーとなる。 | 製造パターンA－工程完了 製造パターンC－工程一覧 製造パターンD－工程一覧 （すべてQRスキャン） | 製造パターンA・C・D－工程完了（印刷） |
| 待合票 | 指示No.ごとに、枝分かれが存在することを示し、他の枝番が追い付く際に使用する。 | － | 製造パターンA・C・D・E－工程完了（印刷） |
| 加工依頼書 | 外注先へ加工依頼を行う。材料（半製品）、外注控えとともに外注先へ送付する。 | － | 製造パターンD－工程開始（印刷） |
| 荷渡依頼書 | 外注先へ荷渡し依頼を行う。外注先へ提示し、依頼していた加工の製品返却時に添付される | － | 製造パターンD－返却待ち（印刷） |
| 出荷案内書 | 出荷先へ出荷案内を送る。受領書は返却される。 | － | 出荷指示－出荷指示（ピッキングリスト）作成ダイアログ（印刷） |
各種帳票の詳細
▼現品票・連絡票
▼連絡票の取り扱い方
第２工程以降は、前工程で印刷された連絡票をスキャンして自分の工程を開始します。
最終工程が完了すると、現品票が印刷されます。
- 次工程が存在する場合は『連絡票』
- 次工程が存在しない（出荷、在庫作成）場合は『現品票』
例）第１工程：レーザー／第２工程：開先／第３工程：検査の場合
POINT！ 次工程がサンダーの場合
次工程がサンダーの場合は『部品一覧』を利用してQRコードを読み取り、工程を完了させます。
▼現品票について
現品票は出荷業務のピッキング作業を行う際に、現品チェックをするためにスキャンします。
現品票のQRコードをスキャンして、指示No.を読み取ります。
スマホハンディでのピッキング
▼外注控え
製造工程の次工程が外注の場合、外注控えが印刷されます。
外注控えは「保管用」と「発送用」の２枚印刷され、「発送用」は外注先へ渡します。
外注控えをスキャンして、外注工程の開始・完了を登録します。
例）第１工程：レーザー、第２工程：外注歪取り、第３工程：検査の場合
外注については、実際には「加工依頼書」「荷渡依頼書」のやりとりも行っていますが、上図では省略しています。
▼保留票・待合票
詳細については、以下のページを参照してください。
「保留・再切断・修正・別ロットNo.に当てる」について
